• "立体化"(/)
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  1. 静岡市議会 2015-10-07
    平成27年 都市建設委員会 本文 2015-10-07


    取得元: 静岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時58分開議 ◯井上委員長 昨日に引き続き都市建設委員会を開きます。  審査に先立ち説明員の皆さんにお願いいたしますが、委員会記録作成の関係から、発言の際は必ずマイクを使用して発言してくださるようお願いいたします。  次に、委員会の進め方ですが、お手元の審査順序のとおり建設局所管の決算1件、議案3件の審査を行います。また、報告事項が1件あります。  なお、認定第1号の一般会計歳入歳出決算中所管分と議案第148号の一般会計補正予算中所管分につきましては、昨日の都市局所管分とあわせて討論、採決を行います。      ────────────────────────────── 2 ◯井上委員長 それでは、決算審査に入ります。  認定第1号中所管分を議題といたします。  本件に対し当局の説明を願います。             〔当局説明〕 3 ◯井上委員長 ただいまの説明に対し、質疑に入ります。  なお、委員の皆さんに申し上げますが、発言の際には、議案書の番号とページ数、項目を述べていただくようお願いいたします。  また、説明員の皆さんにお願いしますが、答弁は簡潔、明瞭にお願いいたします。  それでは、質疑はございませんか。 4 ◯福地委員 質問させていただきます。  議案書3)主要施策成果説明書309ページの中から、道路台帳補正委託業務について教えてください。この補正の内容と、それからインターネットで公開しているということですけど、利用の状況と効果を教えてください。 5 ◯原田土木管理課長 道路台帳補正委託業務についてお答えいたします。  最初に、道路台帳補正業務の主な内容でございますけれども、道路台帳図面デジタル化に伴い、平成25年度中に実施しました国県市道の新規認定に伴う起点、終点などの情報や道路改良工事による幅員の変更など、道路区域の変更情報等道路台帳システムに反映させたものでございます。  委託業務の実施内容としましては、市道認定45件、区域変更190件、道路改良分108件、廃止5件について道路台帳に反映させております。  次に、デジタル化に伴うインターネットでの利用状況でございます。昨年平成26年4月から開始しましたインターネット提供サービスの利用状況としまして、個人や事業所、行政機関などを含むアクセス数は、平成26年度において4万2,742件でございました。
     デジタル化インターネット公開による効果につきましては、行政サービスなど主に3つのものがあったと考えております。  1つ目は、市民の利便性の向上であります。平成25年度以前は、静岡市が管理する国県市道の道路の名称や幅員などを確認する場合は、その都度、市役所が開いている時間に担当窓口まで市民の皆様に足を運んでいただき、紙の台帳によって閲覧していただく必要がございました。これがインターネット公開により、自宅や事務所、また外出先においても、いつでも見ていただくことが可能になりました。あわせて、窓口での混雑が解消され、窓口に訪れたお客様の待ち時間も短縮となりました。  特に、インターネット提供サービスでは、スマートフォンタブレット端末にも対応しておりますので、いつでもどこでも知りたい路線を瞬時に検索できます。さらに、これまで窓口の職員が多くの簿冊の中から問い合わせの路線を探していた方法に比べ、閲覧時間にかかる時間も1件10分以上かかっていたものが数分で済むなど、大幅に短縮されたことが挙げられます。  第2としましては、行政の事務効率化でございます。  平成25年度以前は、静岡市が管理する国県市道のそれぞれの台帳図について、窓口での市民対応など、全て職員による手作業でありました。道路台帳図はサイズが大きく、重さもずっしりとあり、冊数も多くかさばっておりました。デジタル化によりまして、労力の軽減、検索時間の短縮、窓口のスペースのコンパクト化、また紙台帳の保管スペースの解消など、事務の効率化が図られました。  第3としまして、経費の節減でございます。  デジタル化の導入とあわせて進めました行財政改革及び定員管理計画に基づきまして、職員数3名減により人件費を削減しております。  説明は以上でございます。 6 ◯福地委員 いいことがたくさんあるということで、説明をいただきました。  ネットというと、よくセキュリティーとかいろいろな問題がありますけれども、この事業について課題があるとすれば教えていただきたいと思います。また、それに対してどのような対策をしていくのかというところを教えていただければと思います。 7 ◯原田土木管理課長 福地委員からの質問にお答えします。  デジタル化の課題としましては、セキュリティーという面ではないのですけれども、その年のデータを着実に台帳システムに反映していく、漏れなく最新のデータにしていくということが大事だと思っております。  今、オープンデータ化ということが叫ばれておりますけれども、これは既にインターネット公開をしているということで、先ほど申し上げましたけれども、スマートフォンタブレット端末にも対応して、どこでも検索できますので、このサービスを安定して継続していく必要があると考えております。  セキュリティーの面については、今の道路台帳図の中では個人情報のようなものは掲載されておりませんので、そういった情報の漏れという点では、特に心配してはいないところでございます。  以上でございます。 8 ◯福地委員 次の質問です。  同じく3)の314ページの中段に交通事故の件数が、目標までは達しなかったけれども、大きく減っているということでありました。今後の取り組みというところにソフト対策という記載がございますが、具体的にはどんなことをされるのでしょうか。 9 ◯浅井道路保全課長 交通事故に対するソフト対策という御質問についてお答えいたします。  歩行者の安全対策につきましては、静岡市駿河区の交通安全プログラム、平成26年度に学校教育課が主になって策定したものでございます。これに基づき、特に通学路の安全対策を継続的に実施していくとともに、警察や生活安心安全課などと連携した交通安全運動等により、交通事故の抑制を図っていきたいと考えております。  また、自転車の安全対策につきましては、「自転車を活かしたまちみがき庁内検討連絡会議」がございますけれども、交通政策課が事務局となっております。ここで、局を超えた連携を図っているところであり、自転車に関する総合施策を検討する中、ハード整備に加え、警察や市の生活安心安全課などと連携し、ルール、マナー等の周知を向上させ、交通安全運動等による啓発を図っていきたいと考えております。 10 ◯福地委員 次に321ページの一番下に巴川流域の遊水機能の保全事業ということで報償金とありますけれども、ここの地権者が麻機271名、清水区の能島・大内地区が112名ということですけれども、これは何もしなければ洪水被害の防止拡大をしたということで報償金をお渡しするというような内容でよろしいでしょうか。確認です。 11 ◯赤坂河川課長 遊水機能保全事業報償金でございますが、これにつきましては、目的が巴川治水対策事業に伴う流域対策といたしまして、遊水地計画内の土地の遊水機能を保全し、流域内の洪水被害の拡大を防止するために実施しております。この土地が盛り土され、遊水地機能がなくなれば、流域の治水安全度が下がりますので、協力してもらうということで報償金制度を設けております。これにつきましては、毎年更新していただきまして、契約を結んでおります。  ちなみに、平成26年度につきましては、申請者が382名おられます。 12 ◯福地委員 土地所有者の方に、例えば遊水地の中ですから、ヨシやアシが生えてきたら切ってねというような話をするわけでもなく、ただ何も変わらないということでしょうか。 13 ◯赤坂河川課長 基本は田んぼとか畑などが対象となっております。草が生えたりとかは地権者のほうで対応していただいていると考えております。 14 ◯福地委員 313ページの国道1号静清バイパスについてお伺いをします。  平成26年度に鳥坂インターチェンジから千代田上土インターチェンジまでの4車線化、あと牧ケ谷から羽鳥のフルインターチェンジ化、この整備効果についてどのように把握をされているのか、教えてください。 15 ◯宮原道路計画課長 国道1号バイパスの整備効果について御説明させていただきます。  まず、開通1カ月後に静岡国道事務所で調査を行っているようです。その結果につきまして、羽鳥インターチェンジ牧ケ谷インターチェンジフルインター化鳥坂インターチェンジから千代田上土インターチェンジ間の4車線化によりまして、興津インターチェンジから丸子インターチェンジまでの所要時間が今までが約46分かかっていたところが約31分にと、約15分間短縮されております。  以上のことから、定量的なことはまだはっきりしておりませんが、いろんな利用者の声からしますと、通勤時や輸送時の所要時間の短縮を実感できるとか、今後の企業活動における物流効率化などへの期待ができた、迅速な配達と輸送回数の増加が可能である、業務面でのエリア拡大に期待するなどの声があると伺っております。  羽鳥インターチェンジフルインター化でございますが、今までハーフになっておりましたため、牧ケ谷インターチェンジとの連絡ができませんでしたので、そちらのほうの利便性が上がったこと、それと我々のほうで行っています国道362号の開通に伴いまして、あそこの交通がより円滑に利用しやすくなったということが挙げられるかと思います。  以上です。 16 ◯福地委員 その関連で、国道1号静清バイパスの事業の、今後の整備予定についてお答えいただきたいと思います。 17 ◯宮原道路計画課長 今後の予定について説明させていただきます。  まず、国道1号静清バイパス事業進捗率でございますが、平成26年度末で約61%の整備となっております、これは事業ベースになります。  今後の予定になりますが、現在進めております丸子トンネルは、延長が約2キロのトンネルになりますが、これを含みます牧ケ谷インターチェンジから丸子インターチェンジ間は、全長で3キロの4車線化が平成30年度に開通すると伺っております。これによりまして、国道1号静清バイパス全線が4車線化になることになります。  そのほかに、今清水地区のところが平面になっておりますので、清水立体化事業と申しておりますが、清水地区のところを立体化する事業を進めております。これにつきましては、現在用地買収を行っているところで、用地取得率はおおむね75%と伺っております。 18 ◯福地委員 さらにその先の工事の予定は、今のところないのでしょうか。 19 ◯宮原道路計画課長 現在、立体化については用地取得を先行して行っていますが、用地取得がある一定の区間整備が進めば、早期に工事に着手して、早期の完成を目指すよう働きかけているところでございます。国道事務所につきましても、そういう予定で行っていただいていると思います。 20 ◯大村委員 その関連でお聞きします。  今、興津から丸子まで46分が31分という答弁をいただきました。私も毎日通っていますので、非常にスムーズに往復できるという実感をもっておりますし、いろんな人に聞きますと、非常に効果があると。だから、いい工事をやっているなという感じはします。  その中で感じているのが、長崎インターとか鳥坂インターあと静清市場のところかな、それで県総のところ、ここが毎日、大体7時半から8時半ぐらいまで、時には1車線をずっと車がつながってしまう。いわゆるはけない、インターをおりていくと信号があるんだけど、どこへ行ってもはけない。だから、ひどいときには3回、4回の信号待ちになってしまう。こういった状況がずっとあります。特に県総のところは、病院に通う患者さんもおられると思うんですよね。そういった状況があるので、その辺の実態を把握していただいて、国の工事事務所にも言って、その辺の対応をしていかないと、事故があってからでは遅い、そんな感じがしております。その辺、何か見解があれば、答弁願います。 21 ◯宮原道路計画課長 開通後の課題について御説明させていただきます。  4車線化に伴いまして、国道1号バイパスがすごく走りやすくなったということで、利用者がふえております。その関係で、インターチェンジがボトルネックのような状態で、通行が滞っているということは、我々、また静岡国道事務所でも認識しているところでございます。  これらにつきまして、市からも要望を上げているところでございます。現在伺っているところは、インターチェンジのランプですね、ランプが今、単車線のランプのところに付加車線をつけるとかということを静岡国道事務所で検討していただいているところでございます。我々はそれにつきましてお願いしていきたいと考えております。 22 ◯大村委員 ぜひお願いをいたします。  それに関連して、八坂と横砂間の進捗率が75%という用地買収をやっていますが、これも非常に清水の人たちは待ち望んでおりますので、ぜひ国等に働きかけていただきたい。  特に、国道1号バイパス整備促進委員会の中でいろいろな要望活動という話も先ほどありましたが、例えば中部横断のときには、もう本当にしょっちゅう国やいろいろな関係するところに要望に行って、いわゆる女性の力もかりて、非常に効果があった。こういうバイパスについては、どんな要望活動をしているのかお伺いします。 23 ◯宮原道路計画課長 バイパスの要望について御説明します。  国道1号バイパスにつきましては、距離も長く、清水から静岡、また藤枝のほうまであるということで、国道1号バイパス整備促進委員会が何個か立ち上がっております。歴史が古いものは昭和50年代からのものもありますが、現在、その協議会をまとめる中で、いろんな形で活動を行っているところでございます。  近いところになりますと、11月上旬になるんですが、本委員会の井上委員長と福地副委員長にも参加していただいております国道1号バイパス整備促進委員会や高規格道路整備促進静岡藤枝地域議員連盟というようなところから、今月下旬に国土交通省等に要望活動を行う予定でございます。  これにつきましては、やはり整備効果をいかに発揮して、見せていくかということで、現在ストック効果という言い方をしておりますが、そのあたりを前面に出して、地域の要望等を踏まえて要望活動を実施していきたいと考えております。 24 ◯大村委員 答弁にありますように、ストック効果というのは非常に大きいと思います。特に八坂-横砂間を一刻も早く整備してもらいたい。今75%の用地買収ということですが、この用地買収はいつごろまでに完了するのか。それで用地買収が完了した後の工事は何年ぐらいかかるのか。国の事業でございますから、わかる範囲で結構でございますので、教えていただきたいと思います。 25 ◯宮原道路計画課長 今後の予定でございます。何分国道の事業ですので、我々も負担金を払っていますので、それなりのことは当然言っておりますが、現在の予定では、用地買収を早目に終えて、工事自体は現道を使いながらの工事になりますので、用地が一部残っていては工事に入れないものですから、用地買収が進んだ後に工事に入ると伺っております。予算規模とかの関係ですと、事業の大きさから、工事自体は約10年ほどかかるというような形で伺っております。 26 ◯大村委員 国にもしっかりと働きかけていただきたいと思います。  次に、議案書3)の313ページで、交通安全施設整備費電線地中化の件です。この電線地中化の関係で、高松日出線ほか2路線という形でここに記載されておりますが、あと2路線がどこか、教えてください。 27 ◯浅井道路保全課長 地中化の2路線はどこかということですが、1つが市道本通二丁目紺屋町2号線。  図面は用意してありませんが、もう1つが一般県道三保駒越線の架空線の撤去になります。 28 ◯大村委員 駒越が入っているということを聞きましたので、またよろしくお願いします。  この電線地中化は、キロ幾らぐらいかかるんですか。 29 ◯浅井道路保全課長 メーターでお幾らかということですけど、管路をいけていくに当たって、メーター50万円ぐらいです。 30 ◯大村委員 419ページの道路橋梁災害復旧工事。昨年の台風18号において多くの被害が発生したわけでございますが、一生懸命やっておられるというのは十分理解をしております。そういった中で、早期復旧のための工事を進めている中で、現在の状況を教えていただきたいと思います。 31 ◯浅井道路保全課長 台風18号における現在の状況ということですが、昨年10月に台風18号により被災しました、公共災害復旧事業として復旧工事を実施している箇所は、15カ所になります。そのうち9月末時点で7カ所の工事が完了し、8カ所が工事中ということでございます。 32 ◯大村委員 8カ所が工事中ということでございます。  先ほど進捗率がたしか38.6%という説明があったと思います。ここに翌年度の繰り越しが5億7,000万円という大きな繰り越しがあるわけですが、さっき説明を受けたのかな、ちょっと聞き漏らしたんだけど、そういった中で、これだけの予算があって、そこら辺の進捗率が非常に少ない、繰り越しがまた5億円という大きなお金なもので、このぐらいのお金があったら、早く工事をやってしまったほうがいいのではないかなと思うんだけれども。もう1回、説明していただけたら。 33 ◯浅井道路保全課長 大村委員のただいまの繰り越しの金額が大きいということと、なぜ繰り越しているのかということについて回答いたします。  繰り越しの理由になりますけど、当然早期復旧に向けて取り組んでいるところでありますが、のり面崩壊の被災規模が大きかったこと、また河川との兼用護岸で、河川管理者とか漁港とか、その辺の調整に時間を要したことなどがございます。  昨年10月に台風が起こりました。そこから11月、12月に査定を受けて、そこで設計書を組むものですから、どうしても秋の台風による被害は年明けからの工事になります。そうすると工期が2カ月、3カ月程度かかると、どうしても4月、5月、6月ぐらいの時期まで繰り越してしまうことがあります。 34 ◯水野委員 それでは、5点質問しますので、よろしくお願いします。中身は通告してありますので、明快な答弁をお願いしたいと思います。  1点目、3)の307ページの1目土木総務費、技術政策課の約670万円ですが、技術職員の研修費ということですが、この内容を教えていただけますか。 35 ◯鈴木技術政策課長 技術職員の研修につきましては、若手技術職員の基礎知識、技術力を習得する研修、それと最新の専門的話題、新技術を知る研修、現場における管理監督技術を実際の事例から学ぶ研修等を実施しております。 36 ◯水野委員 私が知りたかったのは、団塊の世代がみんな退職して、人と技術者が不足しているということで質問したんです。そういうことを踏まえて、若手の育成をしていると思うのですが、技術者の不足、人の不足、その辺の現状はどうでしょうか。 37 ◯鈴木技術政策課長 技術職員の研修につきましては、まず、高度で幅広い技術力の確保、若手技術職員の早期育成、技術力の継承、この3つを掲げまして、技術職員を取り巻く社会情勢の変化や多様化する市民ニーズに対応するために、高度で幅広い知識と技術力を持った職員の育成を図ることはもとより、長期的な視野でその技術力が円滑に継承され、組織を高いレベルに保っていくことが必要でございます。  このため、目指す技術力を階層別に示し、技術力習得のための具体施策として、技術職員研修、資格取得等に向けた自己啓発の支援、専門技術者の養成、再任用職員の活用、技術職員情報の提供等を行っております。 38 ◯井上委員長 職員の確保は大丈夫かという質問だと思うんですが。 39 ◯伊東建設局次長兼土木部長 技術職員の採用とかそういうものについてという御質問で、実は来年度の採用に当たって、土木の職員について公表されているものとして、25人の大学卒業の定員のうち、現実的に申し込みをした方が17名。これは私のほうで答えていいかどうかは別なんですが、結果的に16名が一次試験を受けてきたということで、ほかの市町も土木職員については、浜松市、静岡県についても定員を割り、募集人数よりも少ないということがあるようです。ですから、我々もその辺の危機感を感じておりまして、民間の採用枠もありましたので、その辺の人数を多くとっていただきたいとか、高校生もことしこれから試験があると思うんですが、その辺で危機感を感じております。  これは別の話になるのですが、建設業界とかそういうところ、コンサルタント業界も、ことしの課題については、建設業にかかわる人材育成も含めて物すごく危機感を持っておりまして、建設局としても今後いろいろな施策を打っていきたいと考えております。  静岡市の職員だけがよければいいという話ではありませんので、その辺も含めて総体的に土木・建設業の人材育成、あとはその採用、こちらを向いていただけるような施策を考えていきたいと考えております。 40 ◯水野委員 後継者育成というのはいろんな分野での課題だと思いますので、ぜひ人材をふやしていただきたいと思います。  不意に言って申しわけなかったですけれども、これ以下は通告した質問ですので、安心してください。  次に320ページの河川維持管理費。補正の7ページと関係しますけれども、最近、異常気象の影響か、ゲリラ豪雨等で災害が非常に問題視されております。ついこの間も常総市の河川決壊ですね、こういったことがありますので、市管理の河川の護岸、堤防の点検と改修状況について伺います。 41 ◯赤坂河川課長 市の河川の点検と改修の状況についての御質問にお答えします。  市の管理する河川のうち、1、2級河川及び準用河川につきましては、年2回のパトロールを実施しておりまして、必要に応じて修繕等を実施しております。  また、その他の水路につきましても、自治会からの要望等によりまして現地調査を行いまして、緊急性のあるものにつきましては順次改修等の対応をして、適正に管理しております。 42 ◯水野委員 所管がわからないのですが、例えば土のうが必要だというリクエストがあった場合、この手配はどういうふうになるんですか。 43 ◯赤坂河川課長 土のうにつきましては、危機管理課で対応しております。昨年の台風のときも河川課のほうにかなり問い合わせはあったんですが、基本的に窓口は危機管理課となっております。 44 ◯水野委員 同じく主要施策成果説明書の314ページの橋梁費です。市内の橋が2,648橋で、こういった橋が年数によって老朽化をしているというふうに思われますが、その点検及び改修の状況について伺います。 45 ◯浅井道路保全課長 橋梁の点検状況について御説明いたします。  2,648橋ありまして、26年度から法定点検が義務づけられました。5年間で点検を近接目視によりやりなさいということですので、毎年500橋程度ずつ点検を実施しております。ことし27年度で2年目になりますので、昨年が600橋程度、ことしも600橋程度で、1,200橋程度の点検を実施しているところであります。 46 ◯水野委員 次に313から314ページにかけてですが、道路関係で市のほうで道路のバリアフリー化に取り組んでいると思いますが、その取り組み状況について伺います。 47 ◯浅井道路保全課長 バリアフリー化の状況について御説明いたします。  本市では、5カ所のJR鉄道駅周辺においてバリアフリー基本構想を策定しており、そのうち静岡駅及び東静岡駅については事業が終了しております。  現在は、清水駅、草薙駅、安倍川駅周辺のバリアフリー基本構想に基づき、道路部では、重点地区内に指定された多くの方が利用する生活関連経路において、歩道の段差解消や横断勾配の緩和、視覚障害者用誘導ブロックの設置等を行う計画であり、本年度から順次詳細設計を行った後、平成28年度から工事を実施する予定でございます。  また、重点整備地区以外の道路におきましても、利用者の要望等により、必要性の高い箇所では連続する視覚障害者用誘導ブロック等を整備しております。 48 ◯水野委員 4つ目ですけれども、313ページの交通安全施設整備費について伺います。  特に自転車レーンの整備に力を入れるというように言っておりますけれども、この自転車レーンの整備の取り組み状況について伺います。 49 ◯浅井道路保全課長 自転車レーンの取り組み状況について御説明いたします。  本市では、平成20年度に自転車道ネットワーク整備計画を策定し、自転車の交通量が多く事故の危険性が高い路線や、駅や学校の拠点施設へつながる路線など、ネットワークを構築する上で優先すべき路線を短期整備路線として延長46.3キロを設定し、平成26年度末を目標に整備を進めてまいりました。整備状況は、26年度末で延長約44キロの整備が完了し、進捗率は約96%であります。 50 ◯水野委員 今の自転車レーンの通学路で、結構いろんなところを整備してくれているんですが、その辺の効果はどうなんでしょうか。 51 ◯浅井道路保全課長 効果について御説明いたします。
     事業の内容は、自転車レーンを整備いたしまして、歩道上に自転車と歩行者のマークを張りつけるなど、歩行者と自転車の分離を促すという整備になります。  この整備を進めまして、自転車レーンができて安心して歩道を利用できるようになった等の市民の皆様の声や、専門家からは、自転車事故に対して自転車レーンは歩行者にとっても自転車にとっても有効であるという意見を伺っております。  加えて、事故件数の推移を述べさせていただきます。平成22年度が1,610件ございました。23年度と24年度はさほどなかったんですけれども、25年度に1,489件、それで26年度には1,372件。年々事故件数は減っております。 52 ◯水野委員 大分効果が上がっているということでありがたいわけですけれども、場所によっては道路が狭いために無理やりレーンをつくって、何か大丈夫かなというようなところが見られるんですが、そういうところは問題ないんですかね。 53 ◯浅井道路保全課長 無理やり整備して問題ないかということなんですけど、自転車道につきましては、分離して自転車道レーンをつくるもの、また車道上に幅を設けてつくるもの、車道上に50センチぐらいの幅で小さくつくるものど、いろいろございまして、その辺は警察と協議いたしまして、その中で危なくないものを選択し、整備するようにいたしております。 54 ◯水野委員 レーンが狭くても危なくないということだそうです。  最後の質問になりますけれども、309ページの市道認定について。これは田形委員とも重複しますが、具体例が違うかもしれませんが、ずっと前々から合点がいかないところがありまして、これはいろんな議員も頼まれていることで、どうもすっきりしないので。  例えば、建築許可がおりる場合は、家の前に4メートル幅の道路がないと家が建てられないということで、20年も30年も前に土地を買ってそこに家を建てたと。だけども、周りの側溝が傷んできて、直してもらいたいというふうに問い合わせたら、実はそこは私道路であると。じゃ、その道路を市道認定してもらうため、はかってみたら、建築許可がおりて道路が4メートルあるはずなのに、はかったら2センチ足りない、3センチ足りないと。そのぐらいまけてくれたっていいじゃないかと思うのですけれども。そういうことで建築時に4メートルあって許可が得られているのに、何で今さらそんなことを言われるんだと。私はだまされたということになってしまうんですね。これは、結果的には建築許可をおろすときに、当局が現地確認をしていないということだと思います。そういうふうに許可がおりているにもかかわらず、はかってみたら道路幅が足りないと。だから市道に認定できないと。そんなばかなことがあるのかということで、よくもめるんです。  また逆に、4メートルなくても市道に認定している道路がある。すると、そういう人から見ると、何であんなに狭いところが市道に認定されるのかという、むちゃくちゃなところもあるわけです。  そういう矛盾があるけれども、そういうことは昔のことだと言ってしまえばそれまでかもしれませんが、そこは足りないから市道には認定できないとお役所では言うと思うんですが、どうもそれが、4メートルあって建築許可がおりているにもかかわらず、そこが4メートルなくて、それは私道路ですと言われると、市民も私らも合点がいかないんですよね。その矛盾があるんですが、その辺についてコメントを願います。 55 ◯原田土木管理課長 市道認定に関する御質問についてお答えさせていただきます。  私道の寄附を受けて市道に認定するということをしております。今回の議案でも提出させていただいておりますけれども、私道を認定する場合の条件を定めておりまして、これは静岡市市道路線認定要綱というものを定めておりまして、この中で基準がありまして、道路幅員は4メートル以上あることといたしております。  この道路幅員を4メートル以上としている理由でございますけれども、新たに市道、公道を整備する場合や、道路改良工事を施行する際に最大限必要となる幅員でございまして、また消防車など緊急車両の通行の確保も考慮された幅員でございます。これが4メートルでございます。  このようなことから、私道路の寄附を受けてこれを市道認定する際は、最低4メートル以上あることとしておりまして、現地を確認して4メートル未満の場合は寄附を認めておりません。  委員御指摘のような位置指定道路は、もともと4メートルあって認定されているものですけれども、幅員が現状実測4メートル未満である場合は、当初の申請時、その最初の申請時の図面は当然4メートル以上になっておりますので、その図面の示す幅に幅員を直してくださいというお願いをしております。  済みません。1点回答が漏れておりまして、4メートル未満で認定している市道があるではないかということですけれども、これはその道路が、静岡市になる前、これは歴史的なものになりますけれども、村であった時代からやはり通行の利用に供されていて、その当時から村道であり町道であり、また市道であったものが、だんだん市が大きくなってきたときに、そのまま、4メートルない道路にしても継続して、当然その地域の人の利用に供されているもので通行しているものですから、それはそのまま継続して道路としているものであって、最終的に改良して最低幅員の4メートルにするべきであろうかと思いますけれども、現状でそういった部分が残っていることは事実でございます。 56 ◯水野委員 ちょっと歯がゆい答弁なんですが、そこでよく住民が怒るんですよね。何でそんなにいい加減なんだと。私らは建築許可を得て、4メートルということでここに移り住んで家を建てたんだと。何でそれを広くしなくてはならないんだと言われてしまうんですよね。これはもう押し問答なのであれですが。例えば、2センチとか3センチなんてそんなものはちょっと目をつぶってという言い方は悪いけど、何かできないかなと。その辺、許容してほしいなと思うんですが、言えないよね、役所は。どうなんですか。 57 ◯井上委員長 じゃ、答弁を。 58 ◯原田土木管理課長 2センチ、3センチ足りない場合のことでございますけれども、それでもよしと言いたいところでございますが、規定どおり公平に扱っておりまして、こちらの指導どおりに幅員を確保していただいている人も多数ございますので、そうした方から見れば、幅員が足りずに認定してしまうのも公平ではなくなってしまいますので、これは基準をお願いしているところでございます。 59 ◯水野委員 市道認定されていない家にとっては、公平ではないというふうに逆に思うんですよね。その言い分としては、これだけ車がばんばん走るんだから、別に行きどまりとかそういう道路ではないので、車とかが裏道をばんばん通るのに、そんなところで側溝が傷んでいて直してもらいたいということで私道路を市道認定するので、そういう何ていうんですか、当局の方も御存じだとは思うんですが、やっぱり住民からすると納得がいかないということで、そういう声を伝えておきます。 60 ◯石井委員 最初に3)の307ページの建設発生土対策について確認させてください。先ほど説明をいただいたので大体わかったんですが、以前いただいた資料で25年度の発生土の活用率が89%だったと思うんですが、26年度の活用率はどんなものでしょうか。 61 ◯鈴木技術政策課長 建設発生土の有効利用率とは、公共工事において発生する土量に対する再利用された土量の割合でございます。  平成26年度の建設発生土の有効利用率は、66%となっております。目標ですが、現在国で示されている建設リサイクル推進計画2014に準じ、本市でも30年度目標値80%以上を目標として、工事ごとの現場内利用、工事間利用を推進していきたいと考えております。 62 ◯石井委員 25年度が89%で、26年度が66%。単純に下がったということですか。もうちょっと詳しく教えてもらえますか。 63 ◯鈴木技術政策課長 図面で説明させていただきたいと思います。26年度以前は建設発生土量、これは工事で出る発生土量になります。例えばここで構造物を入れますと、残りのこれが利用量になります。この構造物の部分の土量を再資源中間処理業者のほうへ処分すれば、有効利用分として計上されます。これを計上しないと、利用率には反映されないということになります。  25年度以前は、ここの分母がどれだけ土を使ったかということの量でございますので、26年度以降の算出が今回は変わりました。 64 ◯石井委員 分母が違ってきたということですが、先ほどの図で中間処理業者というところについて説明をいただきたいのと、その中間処理業者に出すというんですかね、引き取ってもらうということになるんですか。それとも、ただ単にストックしてもらうということになるのか、そこら辺を詳しく教えてください。 65 ◯鈴木技術政策課長 中間処理施設は、市が指定した再資源施設でございまして、○○建材とかそういう業者でございます。設計の段階では、みんなもうそこの現場に近いところの施設で処理することにしております。残土処分はその中間処理業者のほうへ出すことになっています。 66 ◯石井委員 そもそもの話になってしまうと思うんですが、その中間処理業者に処分をお願いするよというと、ストックヤードを使う大原則で、建設発生土が出たところは建設現場で使うよというところと方向性が違ってくると思うんですが、そこら辺はどういう感じになっているのですか。 67 ◯鈴木技術政策課長 ストックヤードに置く残土というのは、かなり大規模な工事で、そこへ仮置きをして、その土をまた埋め戻しに使うという形でストックヤードを確保しております。残土で確保する量も限られておりますので、前年度に各事業課に希望をとりまして、それでうちのほうのストックヤードの量を確保しております。 68 ◯石井委員 後でまた個別に聞かせてください。  次にいきます。  312ページの道路新設改良費ですが、これは先ほどもストック効果という話が出ていまして、私たちも委員会で視察をしたときに、やっぱりストック効果が今後評価の基準となるよということで勉強をさせていただきました。  そういったところで、市道とか細かい道は別にしても、国道150号とかそういう大きなところの整備に関しては、そういうストック効果というのは今後導入をしていく予定でしょうか。 69 ◯宮原道路計画課長 ストック効果の導入についてお答えいたします。  まず、道路整備に伴うストック効果としましては、所要時間の短縮とか渋滞の減少といった道路利用者への直接的な効果ということと、あとは経済活動における民間投資や観光交流、雇用の増加、市民生活における防災力の向上や安全、快適性の向上というふうな、長期にわたる間接的効果とか波及効果とかと言われるものがあります。特に国においても、予算配分等につきまして、その後者の間接効果のほうを重視するということで言われております。我々もこれらが重要だと考えておりまして、現在そのあたりの検証を進めております。 70 ◯石井委員 ぜひよろしくお願いします。これから国へ予算の要望をするときにも、ストック効果としてどれぐらいの規模を考えているよということは、一つの説得材料として今後重要視されてくると思います。  それで314ページの、先ほど福地委員かな、事故件数の話がありましたが、これについて教えていただきたいのが、どういった事故、もう全ての事故、例えば自転車と人を含むのか、それとも車と車だけなのか、そういった事故件数というのはどういうふうな形で算定をされているのか、教えてください。 71 ◯浅井道路保全課長 石井委員の事故件数の内訳というか、そのことになりますけれども、これは警察から発表された事故件数になりますので、一応全てを含んでいるという解釈でよいかと思います。 72 ◯石井委員 そうすると、今後の取り組み内容は書いてあるのですが、それに対する分析はされてはいらっしゃるんですか。 73 ◯浅井道路保全課長 分析についてお答えいたします。  本市における平成26年度の事故件数は、表にありますとおり6,088件であり、前年と比べますと減少しております。この中で死者数は14人、負傷者数は7,368人、ともに前年を下回っております。しかしながら、成果目標である事故件数5,890件を上回る結果になっておりますので、その要因について分析してみました。そうしたところ、高齢者の事故件数が多くなっているというか、他の減少傾向に対して高齢者については減少傾向に至っていないということが挙げられます。  平成22年度の全体の事故件数は先ほどの6,810件であり、26年度の事故件数は6,088件。722件減少しているんですけれども、高齢者が関連する事故件数については、平成22年に1,876件だったものが平成26年には1,913件と、37件増加しております。また、高齢者事故が全体に占める割合も、高齢化の進展とともに年々増加している状況であります。こちらが全体の減少傾向に歯どめをかけている要素になっているものと考えられます。  なお、事故の原因は事故ごとにさまざまありまして、道路状況の改善だけでは交通事故の防止に直結しないため、今後は交通管理者を初めとする関係機関との連絡をさらに図りまして、住民ひいては高齢者が安心・安全に利用できる道路環境の整備に努めていきたいと思っております。 74 ◯石井委員 ありがとうございます。  313ページに戻っていただくと、一方で交通安全施設整備費として繰り越しが8億4,600万円。26億4,400万円の予算のうち翌年度繰り越しが8億ありますよというような状況ですが、これはどういう理由かというのと、あと分析の結果で高齢者の事故がふえていますよということもあるんですが、今後の対策として、優先的に何か整備をしていくとか、そういったことは考えていらっしゃるのか。この2点を教えてください。 75 ◯浅井道路保全課長 石井委員の8億5,000万円を繰り越した理由と、事故の関係で今後どのようにしていくかという御質問についてお答えいたします。  まず8億5,000万円の繰り越しの理由になりますけど、主な事業が歩道・自転車道整備、自転車走行空間整備、電線類地中化関連事業ですので、その事業ごとに繰り越した理由を御説明いたします。  まず歩道・自転車道整備事業については、用地の境界確定が難航し、取得面積の確定に時間を要したこと、建物の移転、建てかえ等、地権者の生活設計にかかわる補償金や休業に伴う営業補償等の交渉に時間を要したことが挙げられます。  次に、自転車走行空間整備事業については、主に市街地での工事となり、建物が密集し交通量も多い場所での施工となるため、沿道関係者の生活への配慮と交通安全の確保が大変重要でございまして、作業時間帯の制約、通行の規制など、地域との調整に時間を要したことが挙げられます。  最後に、電線類地中化関連事業については、占用予定者と調整を行いながら整備計画を決定するという特殊性がありまして、この手続に想定以上の時間を要してしまうことや、中心市街地での工事であることから、地下埋設物等の移設工事の実施時期や時間に制約を受けることなどが挙げられます。  以上が繰り越した理由となります。  先ほどの事故に関して、今後どのようにということですけど、自転車事故も多くありまして、またお子さんの通学路の事故も多くなっていることから、自転車道の整備、通学路の整備などを重点的に進め、事故の抑制につなげていきたいと考えております。 76 ◯石井委員 次に311ページです。  道路情報等提供システム構築事業で、「しずみちinfo」ということになると思うんですが、当初の目標以上の成果というか、その辺どういう成果が上がったのか、教えてください。 77 ◯浅井道路保全課長 「しずみちinfo」の成果でございますが、今回、本格運用開始と定義づけたことは、まず土木施設監視センターの運用開始があります。各種映像からトンネル等道、路施設を24時間体制で監視しております。市民の交通の安全を確保することをしております。  2つ目が、先ほどの道路情報提供システム「しずみちinfo」の運用開始ということで、市民や防災関係機関に対し、リアルタイムで道路情報を発信できるシステムを構築し、運用を開始しております。  以上のことから、本格運用が開始されたと定義しております。 78 ◯石井委員 災害情報、災害時の情報提供もあるということですが、例えば災害のときには、この情報は建設局から出していただいて、実際に管理するというんですかね、表示させる危機管理総室等も関係すると思うんですが、災害のときの指示系統は、どういうふうになっているのでしょうか。 79 ◯浅井道路保全課長 ただいまの指示系統ということですが、大もとは危機管理総室がありまして、それで危機管理総室のほうのシステムで映像が見られるようにしております。それで、今度、消防局でも見られるようにするものですから、もとは危機管理総室になりますけど、どの部署でも同じような映像を見て、指示が的確に進むよう努めております。 80 ◯石井委員 最後に、例えば冠水情報みたいなものは、載っているんでしたっけか。 81 ◯浅井道路保全課長 冠水のことについてお答えいたします。  アンダーパスの冠水を監視するカメラにつきましては、ことしも4台とか何台かつけるようにしております。その情報が全てうちのほうのカメラで見えるようにしている最中です。もう少しで全ての冠水の状態を、冠水はいろんな方が冠水して通れないとか、いろんな情報を聞きますので、これからはすぐ「しずみちinfo」の中で情報が的確に出るように進めております。 82 ◯井上委員長 この際暫時休憩いたします。                 午前11時56分休憩      ──────────────────────────────                 午後0時58分再開 83 ◯井上委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続けます。質疑のある方。 84 ◯尾崎委員 私からも何点か質問させていただきます。  事務事業総点検表ですけれども、233、234ページで、ここにも地籍調査事業が出ているんですけれども、先ほどの説明では、計画に基づいて進められているよという話がありました。  私が気になっているのは、この1315の地籍修正で、今後の課題と取り組み内容というところを見ますと、土地所有者から当時の調査のずさんさの指摘を多々受けるが、丁寧な対応に努めるよと書かれているわけなんです。地籍の修正の現状だったり、この丁寧な対応というところの意味、そうしたことも含めて教えていただきたいと思います。 85 ◯佐野地籍担当課長 現在、地図修正、地籍修正がどのようになっているかということでございます。地図修正業務が必要となっているところ、地籍修正業務が必要となっているところは、昭和40年から昭和55年にかけて平板測量で実施された区域でございます。場所といたしましては、葵区の内牧、そのほか11地区でございます。  当時の測量方法は、平板測量による測量方法でございまして、巻き尺を使って両方を手に持ってテープではかるというような方法でございまして、現在のGPS、またはトランシットによるトータルステーション等による精度の高い測量と比べますと、精度的には大変劣っているということでございます。  このようなことから、実際にはもう地籍調査は済んではいるんですけれど、その当時の測量技術の精度の低さ等もありまして、なかなか現地の公図と言いますか、図面と合わない、そういったところがたびたびございます。それらにつきましては、土地所有者の方から申し出がございますので、それらにつきまして地籍調査が原因で、現況と地図にずれが生じているということが確認された場所につきましては、土地所有者並びに近隣の地主さんに、当時の測量方法等から来る精度の低さ、その辺の趣旨を御説明して理解を求めまして、了解をいただいたところにつきましては、市費を投じまして、地図修正、更正登記をするということでやっております。 86 ◯尾崎委員 続きまして、3)の主要施策成果説明書です。  319ページの河川費に関連しまして、気になることだけ事前にお伝えしてあるのでお聞きしたいんですけれども、河川改修の事業をいろいろやってくださっているよと、護岸工事もやってくれているよということだと思うんですね。  そうした中で、この間、大雨が降って、茨城県の鬼怒川だけれども、氾濫したわけですよね、静岡の話ではないんだけれども。その中で、護岸というのかな、そこが民地だったために、そこの土地の所有者が自分の権利だよという話の中で削っていて、そこが決壊の大きな要因になったよという話があったと思うんです。これが静岡市の場合はどうなのかなということで、大きい川でもいいですし、答えられる範囲でいいんだけれども、そうした民地があるか。そういうことで、鬼怒川と同じようなことが起きないようにしてほしいというのが一番の気持ちなんだけれども、実態について承知している部分があれば、教えていただきたいと思います。 87 ◯赤坂河川課長 一番身近な河川ということで、安倍川について回答させていただきます。安倍川につきましては、河川整備計画におきます堤防整備、堤防強化の施行箇所には民地はないと国土交通省から伺っております。  また、河川区域の外側には、河川保全区域というものが指定されておりまして、国有地、民有地を問わず、土地の掘削等を行う場合には、河川管理者の許可が必要となっております。 88 ◯尾崎委員 安倍川にはないよということで安心したんだけれども、もう少し小さい川だと、可能性はあるということですか。調べ切れていないのであればいいんだけれども。難しそうならもういいです。 89 ◯赤坂河川課長 今、把握をしている範囲ではございません。 90 ◯尾崎委員 次のページに戻っていただいて、3)の310ページの道路維持費に関連しての話です。いろいろやっていただいている中で、すごく身近な話で言うと、自転車の左側通行ということを徹底していくよという中で、路肩の線は市でやれる部分だと思うんです。ただ、自動車の停止線を下げるとなると、これは警察の話になったりするわけで、同じ交差点を、よりよくしていこうというような話のときに、警察が必ず出てくるわけですね。最近、見ていて気になったのは長沼大橋なんだけれども、長沼大橋の多分市で施行しただろうなと思うところは、いろいろな表示も含めてきれいになっているんです。だけれども、これは警察だろうなという速度規制の50キロとかというような表示については、薄いままだったりして、そうしたところを見ても、政令市になって県道は市でやっているよというような話の中で、警察との連携はうまくいっているのか、どうなのかなと思うんですけれども、御答弁できる範囲でお願いしたいと思います。 91 ◯糟屋葵南道路整備課長 尾崎委員の停止線と外側線といった線の引き直し等について、警察との連携はどうだということでお答えしたいと思います。  1つの例としましても、最近、葵南管内でもそういった事例がございました。停止線、外側線、中央のセンターラインとか、これは警察だよ、これは静岡市だよというような分けは、市民の方にはわかりにくいと思います。基本的にはこうした停止線とか横断歩道、そういった規制を伴うものについては警察が設置することになっております。  葵南管内での事例としましては、外側線を引きましょう、停止線を2メートル下げましょうというようなことで、警察と打ち合わせをした事例がございます。そこで、停止線だけを下げるのであれば時間もかからなかったと思うんですけれども、停止線のところには警察の場合、上に車両の感知器というものを設置している場所もございます。車がとまったときにそれを感知して、信号の現状を操作するための感知器がついていることがございます。その感知器の移設の必要性があるかどうか、そのような機械的なことですとか、そういったことでケース・バイ・ケースで警察にも事情があります。そういったところの内部調整に時間を要して、葵南管内で起きたこの停止線の移設に時間がかかったということについては、警察で感知器の移設の必要性の有無の判断に時間を要したというところでございます。  道路行政においては、道路工事をやるについて、警察の道路使用許可であるとか、交通規制の許可等、連携を図ることが必要不可欠な状況ではございますので、今後とも警察との連絡は密にしまして、特に警察と仲が悪いわけではございませんので、利用者が安心・安全にできるよう迅速な対応に今後努めていきたいと考えております。 92 ◯尾崎委員 次に334ページ、街路築造費に関連した話です。  平成26年度というのは、組織改正が行われて、今まで都市局の街路課でやっていた街路事業が、建設局の各道路整備課が所管することになった最初の年だったと思います。そうした組織改正による効果をどのように捉えているのか。また、課題が生じているようであれば、そうしたことについてお聞きしたいと思います。 93 ◯宮原道路計画課長 街路事業と道路事業が一本化されたことのメリット、デメリットについての御質問にお答えいたします。  まず、市の中である意味、道路行政が二重行政みたいな形になったものが一本化されたことで、メリットとしましては、道路、街路が交差するような道路が一体的に事業を実施しやすくなったということで、例えば井川湖御幸線ですけれども、都市計画道路の街路事業と道路事業が並行して進むということで、効率的な事業ができるとか、本線が街路事業ですが、それに伴う肋骨道路が道路事業で行うということで、やりやすくなっていることがあるかと思います。  また、総体的に優先順位をつけるというのも我々の部局でできることになりますので、その辺も事業の集中実施という意味でメリットがあると思います。  それと、一般的に問い合わせが多いんですが、市民からの窓口についても我々に窓口が一本化されたということで、わかりやすくなったとのメリットがあると思います。  デメリットについてはないと思います。 94 ◯尾崎委員 今、答弁でもありました井川湖御幸線といいますか、静岡駅賤機線についてお聞きしたいんです。所管が分かれていて、それが一本化されたという話の中で、この静岡駅賤機線ですけど、26年度のその進捗の状況とか、今後の見通しについて、お聞きしたいと思います。 95 ◯糟屋葵南道路整備課長 尾崎委員の静岡駅賤機線の現在の進捗状況等についてということで、今後の予定ということでお答えしたいと思います。  静岡駅賤機線の整備というのは、籠上交差点から試験場入り口北交差点までの約2.7キロの区間を4車線化する事業でございます。本線の整備状況は、事業費ベースで約92%の進捗が図られております。本線の整備には、枝道となる肋骨道路の整備が重要であると考えているところでございます。  この肋骨道路という言葉でございますが、本線を人間の背骨に置きかえてみますと、交差点から枝分かれする道路、これを肋骨に見立てて、肋骨道路という造語で表現をしているところでございます。この肋骨道路の整備は、中央分離帯を設置するに当たりまして、沿道住民の迂回路として必要なものでございます。  しかし、住民からは、この肋骨道路、今1区画だけの整備を考えているわけですけれども、それだけではなかなか迂回路として不十分であるという声もございます。そんな住民の声を受けまして、今後の本線の整備に当たりまして住民の理解を得るとともに、利便性の向上を図るために肋骨道路と肋骨道路を結ぶ本線から平行した道路の整備についても、今年度整備の方向性を探るべく、用地の調査と測量業務に入っていきたいと考えております。  今後は地権者への説明責任を果たしまして、理解を得て事業の完成に向け努力していきたいと考えております。
    96 ◯尾崎委員 通告しておくと、図面を使って説明していただけるということで、ありがたいなと思います。  もう1つ、今御説明いただいた静岡駅賤機線のすぐ近くに、同じ小学校区内と言ってもいいと思うんだけれども、水道町伊呂波町線というのがありまして、それの延伸が平成23年に都市計画決定をされた。その後ですけれども、事業認可までに非常に時間がかかっているという中で、この主要事業の内容にも出てきてはいないわけですけれども、26年度の取り組み状況として、どんなことをやってきたのか。あと、今後の見通しについてお聞きをしたいと思います。 97 ◯宮原道路計画課長 都市計画道路水道町伊呂波町線の取り組み状況とその後についてということでお答えさせていただきます。  平成26年度につきましては、平成24年度以降の詳細設計を行った中で、いろんなところと協議する中で修正詳細設計を実施して、それに基づき公安協議をあわせて実施いたしました。  今後につきましては、今年度何とか事業認可を取得し、事業着手していきたいと考えております。 98 ◯尾崎委員 私が気になっていることは、23年に都市計画決定をした時点で、もちろんその時点というのかな、その時点では住民の説明会を開いていると思うんだけれども、それからかれこれ3、4年たっているよという中で、その間、同じような住民説明会は地元で行っているんでしょうか。確認でお聞きしたいと思います。 99 ◯宮原道路計画課長 都決後の説明会等についての御質問にお答えします。  平成23年度から平成25年度にかけましては、準備の詳細設計とか関係機関との協議を実施しておりました。その間いろいろな事業進捗につきましては、町内会役員の方には経過報告しておりましたが、全体の説明につきましては、事業計画が固まらない状態でしたので、実施してはおりませんでした。 100 ◯尾崎委員 先ほど、静岡駅賤機線のほうでは中央分離帯をつくるというような話の中で、それの枝葉になる肋骨道路の整備が必要だよと。その中の道についても検討していただけるということで、非常に前向きな話でありがたいんだけれども、ただ中央分離帯を幅員25メートルの道路についてはつけていくよという話の中で、別に静岡駅賤機線に限ったわけではなく、委員長もさっき話をしたんだけれども、丸子池田線とか、ほかのところでも中央分離帯というのは、地域にとって非常に重大な問題で、設置することについて、僕は地元の理解が必要だろうなと強く思っているんです。  意見・要望になってしまうので質問に移りますけれども、今回、水道町伊呂波町線についても、当然、都市計画決定をした際には、中央分離帯をつくりますよという形で住民説明会を行っているわけです。その間、今答弁をいただいたように、警察との協議の中でということだと思うんだけれども、その事業認可がおりそうだと、今年度中にという話ですから、もうすぐおりるということだと思います。この中で、当然安全施設として中央分離帯が必要だという当初の説明から、どうも中央分離帯をつくらない方向で事業認可をとろうとしているのではないのかということを、今回のこの委員会での事前の話の中で聞いたわけです。どういう経緯でそれが変わったのか。ほかのところでも中央分離帯のことで問題になっているところがあると思うんだけれども、事前につくるという方向で説明して、それ以降、住民説明をしない中で、自治会にはしているよという話でしたけれども、しない中で、今、事業認可を目前に控えて、当初はつくると言っていたものをつくらない方向でということになった。これはどういう経緯で変わったのかなということを確認させてほしいんですけれども。 101 ◯宮原道路計画課長 水道町伊呂波町線の構造等の決定の経緯ということでの御質問だと思います。  確かに水道町伊呂波町線につきましては、都市計画決定時に中央分離帯を整備するという方針で説明させていただきました。ただ実施の際には、新たに公安委員会との協議を要するということになっております。  それと、市内の4車線道路につきましては、交通量が多いものですから、基本的には中央分離帯で構造的に分離して交通安全を図っていくというのが前提にあろうかと思います。  その中で、水道町伊呂波町線につきましては、この道路の持つ性格といいますか、地元の意向を踏まえた中で、あの地区は東側がすごく薄い地区で、道路管理者としまして、そこを中央分離帯で分離する道路を整備することは、地区として利便性がすごく劣るということで、そういうことを踏まえまして、中央分離帯はつくらないということで、今現在は中央分離帯のない方向で協議を進めているという状況でございます。 102 ◯尾崎委員 これ以上聞くつもりはなかったけど、もう1点だけ確認させていただきたいのは、これまで幅員が25メートルというような大きい道路については、中央分離帯を道路構造令でつくらなければならないんだ、法的につくらなければならないからつくるんだという説明を受けてきたと思っているんです。これについては、ほかのところでもそういう説明をしているようですが、その方針が変わったということでいいんですか。 103 ◯宮原道路計画課長 道路構造の基準となる道路構造令というものがあります。それにおきましては、市街地の4車線道路、4種1級道路という言い方をしておりますが、これにつきましては、安全かつ円滑な交通を確保するため、必要があれば中央分離帯を設置することとされているということで、その方針に基づきまして、交通安全の面から、4車線道路の場合に中央分離帯をつくるとことについては、基本的に設置する方向は変わりはないと思います。  先ほど言いましたように、個々の持つ道路の特性、それと、例えばアクセス道路の設計速度と言いますが、サービス水準ということも踏まえる中で、そういうものを総合的に考えて、やらないところもあるということで御理解いただければと思います。 104 ◯尾崎委員 本当にこれで最後にしますけれども、最初から水道町伊呂波町線をつくる際に、公安委員会との協議の中でそうした方針をとることも考えますよということを言っていたんだったら、今の説明でも僕は理解できる部分はあるんですよ。そうではなくて、これは法的につくらなければいかぬよという中で、住民だっていまだにこれはつくるものだというふうに思っているわけですよ。だって説明会は1回しかやっていないわけですから。やっぱり今の説明を聞いても理解できないなと思うところが、もうこれ以上やめますけれども。要は、同じ地区で、静岡駅賤機線は中央分離帯をつくりますよと。本当は後の意見・要望で言おうと思ったけれども、平成21年の議会にだって陳情が上がってきて、中央分離帯をとってくれという陳情が出ていますよね、局長。それに対して議会も対応しているわけです。そういう中で静岡駅賤機線はつくるよと。同じ町内と言ってもいいところの水道町伊呂波町線は、つくるつもりだったけれどもやめますよということで、この対応の違いについてもう1回、課長お願いします。住民に対してどういう説明をしていくのか。 105 ◯宮原道路計画課長 都市計画決定時のことですが、我々の部署でないところでやっておりますが、そういうふうな中央分離帯の質問等もあった中で、都市計画決定時の公安委員会と意見調整をした後、中央分離帯をつくるという中だったんですが、事業化の際には、また道路の基準に基づいて正式に公安協議を行うということがありますので、それにつきましては、その中で変わる可能性は少しあったようでございます。  今後につきまして、くどくなってしまいますが、基本ベースについては道路の安全を守るということは変わりないと思いますが、その土地の利用状況を踏まえる中で、つくった場合に影響が大きなところについては、やらない方向ということも出てくると考えております。 106 ◯井上委員長 ほかに質疑は。 107 ◯内田委員 3)の307ページで、緊急輸送路の確保計画を策定しましたということで、Aランクにされているんですけれども、この策定内容を簡単に示していただけますか。 108 ◯望月建設政策課長 緊急輸送路確保計画の策定内容でございます。緊急輸送路でございますが、これは大規模地震特別措置法に基づきまして、高規格幹線道路、静岡で言いますと新東名とか現東名、国道1号などの道路、その他150号とかが緊急輸送路として指定されております。  それで、これは知事が国の承認を受けて指定するわけですけれども、災害発生時に人命の安全や応急対策、被害拡大防止のための救助、医療、消防活動等の実施や避難者への緊急物資の供給を円滑に行うことを目的とした輸送路でございます。  この緊急輸送路に被害がなければ問題はないのですけれども、何らかの事情で、例えば沿線の建物が倒壊して道路を閉塞したとか、液状化によって通れなくなったという場合が想定されるものですから、今回の計画では、この緊急輸送路を補完して、防災拠点間を結ぶ優先確保ルートというものを検討いたしました。実際に緊急輸送路に車を走らせまして、どういう被害があるかというのを想定して、優先確保ルートを選んでおります。  具体的には、市が管理します緊急輸送路が27路線ございます。これが通行不可となった場合の代替ルートを検討した結果、優先確保ルートとしまして、静岡草薙清水線、奈良間手越線など26路線、延長にしまして約83キロメートルを決定いたしました。  2番目としまして、関係機関との情報共有、それから連絡体制の確立を改めてやっております。  これは、災害時に、より迅速に道路上の障害物を取り除き、車両が通行できるようにするいわゆる道路啓開を行うために被災状況、それから道路啓開優先箇所、それから啓開実施状況、応援要請、建設業者の分担調整等につきまして関係機関、国交省とか静岡県、それからNEXCO中日本、県警、中電、NTT、静岡ガス、建設業協会の間で情報の共有、調整を行うために連絡体制と窓口について整理したものでございます。  説明は以上です。 109 ◯内田委員 27路線について整備した。今回は策定したと、修正をかけた形ででき上がったということなんですか。これは最初の策定ですか。修正された内容ということですか。 110 ◯望月建設政策課長 優先確保ルートにつきましては、修正ということではなく、今回改めてつくりました。 111 ◯内田委員 改めてつくった。関係各課との調整も出ていましたけれども、そうしますと、この窓口というのは危機管理でやって、この緊急輸送路の何か事が生じたときには、関係機関との窓口というのは危機管理ということで考えていますか。 112 ◯望月建設政策課長 道路啓開につきましては、建設局が所管しております。この窓口につきましても建設局になります。 113 ◯内田委員 建設局ということですけれども、関係機関との調整ということでさっき説明がありましたから、そこも含めて建設局が窓口になって、輸送関係だけの道路でないから、いろいろ関係各課というのは道路だけではないと思うので、そういう点で、全体の調整機能というのは、やっぱり建設局が図るという形で考えてよろしいですか。 114 ◯望月建設政策課長 ここでいう道路の計画、いわゆるライフラインとしての道路の被害に対する窓口というのは建設局になるんですけれども、委員のおっしゃる道路以外のところになりますと、防災になるんですけども、ここの計画でいうところの窓口は建設局です。 115 ◯内田委員 わかりました。  次に314ページですけども、先ほど大村委員からも質問がありましたけども、電線地中化の関係で高松ほか2路線ということで、この2路線の中に三保駒越線が入るということで説明がありました。それで26年度はこの金額が示されているわけですけど、かなり時間がかかるようですけども、そういう点で三保駒越線は26年度で、どのぐらいまで事業が進んだのか、教えてもらえますか。 116 ◯浅井道路保全課長 三保駒越線については短期的な計画で、架空線の撤去を進めております。26年度につきましては、東海大学入り口交差点付近まで、約560メートルですけれども、架空線の27本を撤去しております。 117 ◯内田委員 今の説明ですと、東海大学のところまで27本、560メートル。電線地中化というより、当面は横の架線を取っていこうという工事です。今年度も引き続きやっているということですが、26年度はこれだけですけども、27年度も大体予定どおり進めて、線は取れるということで考えていいんですか。 118 ◯浅井道路保全課長 今年度の計画ですけど、28年2月までにイコモスにしっかりやったことを回答しなければいけないということで、28年1月をめどに、今年度につきましては、残りの約1キロにケーブルが約100本ぐらいあります。その工事を今発注いたしまして、28年1月までに除去していく、そのような工事をしております。  以上でございます。 119 ◯内田委員 1月までには線が取れるということですけれども、そうしますと、年が開けて1月までに終了すると、いよいよ本格的なことも事業計画としては載ってくるんですか。 120 ◯宮原道路計画課長 三保駒越線の電線の地中化につきましては、抜本的な対策として、道路保全課の予算で架空線を撤去しております。電線共同溝につきましては、道路改良費として道路を拡幅しながら地中化していくということで、事業に大分時間がかかることになります。現在、折戸2工区から三保にかけて、ちょうど富士山が見えるところを先行的にやっていきたいと考えております。その関係で、都市計画道路ですが、都市計画変更等もあるものですから、今その手続を行って、事業化に向けて、あと電線共同溝の位置づけ等もまだあるものですから、その辺について調整して進めていこうと考えております。 121 ◯内田委員 2工区から当初の計画でいきますと、気の遠くなるような、40年ぐらいかかる計画であって、それで富士山の登録との関係で、工事を進めているのを28年1月までに終了すると。それで、市独自でやるわけじゃないし、国への要望等との関係もあるだろうし、県とか電力会社との調整等々があってのことですけども、それはそれで余りやるやると言ったら、静岡市でやってくれということで、財政的にも大変困難を来すということはわかるんです。1点聞きたいのは、財政的にとか、計画自体も当然拡幅の問題もあるから、そこに住んでいる皆さんとの相談等もあると思うんです。先ほどの答弁からしますと、都市計画決定の見直しというか、それは36年ですかね、大体あの路線は。そうしますと、あの路線の拡幅も恐らく前後して都市計画決定されているのではないかと思うんですけれども。この計画の決定見直しはどういうことなんですか、計画決定の中身というのは。 122 ◯宮原道路計画課長 三保駒越線の都決の状況等ですが、委員おっしゃるように大分古い都市計画決定でございますので、それで建築制限等がかかっております。極力少ない道路用地の提供ということで、交差点のところ、要は右折レーン等をつくれるような形で部分的に都市計画決定の変更をかけていきたいと考えております。 123 ◯内田委員 全体の拡幅のことだけではなくて、時々の工事に合わせてということではないでしょう。それは道路の拡幅はそのまま生かしておいて、その中での計画の見直しということですか。今までの道路の拡幅計画があるじゃないですか、それを残しながら、残した上でそれは見直しせずに、今言った工事をするのか。 124 ◯宮原道路計画課長 説明が不足して申しわけないです。  現在都市計画決定されている幅については生かしながら、交差点のところに右折レーンをつくるために2車線が一部3車線に、付加車線と言いますが、なりますので、その用地が生み出せないために、局部的に拡幅変更するということでございます。 125 ◯内田委員 わかりました。  同じ314ページですね、橋梁のことでいろいろ質問が出ているわけですけども、ここでいう静岡市の橋梁耐震化計画ということで計画の策定ということがされていると思うんです。この策定内容というのは、2,648の橋梁についていろいろ対応を、調査を含めてやっていくということだったんですけど、この策定事業というのはどういうことをやったのでしょうか。 126 ◯浅井道路保全課長 内田委員の橋梁の計画について御説明いたします。  耐震化につきましては、橋脚のある橋梁が197橋ありまして、その橋梁について平成34年をめどに全て耐震化を進めていくと。それで現在105橋が終了しております。  それともう1つ健全化計画というものがございまして、こちらの計画につきましては、昨年度橋梁点検が義務化された、先ほどもお話しいただきましたけど、そのようなことがありまして、その橋梁のレベルを1から4に区分しなさいということが出ました。それで4という区分が、見た後点検して早急に壊すか改修するかしっかりしないさいということで、橋梁の健全化計画については、今はその4のレベルが出た橋梁については、即刻修繕していくと、すぐ直すというような計画で事業を進めております。 127 ◯内田委員 義務化されて1から4で、4のレベルは早急にというと、相当な数になるんじゃないかと思うんですけども、早急にというのはどのぐらいあるんですか。 128 ◯浅井道路保全課長 今年度の点検結果になりますけど、400橋程度点検をしまして、その中で3というレベルが64橋出ています。4というレベルは1橋も出ておりませんので、本当に早急にやらなければならない橋梁については、今年度の点検結果からは出ていないと。多分2,600橋やった時点で、もし出てきても5橋程度あるのかなと。通常の管理をしっかりしておりますので、現時点ではそのような状況です。 129 ◯内田委員 そうすると点検自体はあと2、3年で終了して、幾つ出るかわからないのですけれども、優先順位をつけて手をつけていくということですか。 130 ◯浅井道路保全課長 残り1,583橋を28年から30年にかけて実施していきます。5年間で一回りしますので、また31年から35年にかけて同じように順次点検していくことになっています。 131 ◯内田委員 定期点検を5年に一度やりますよね。5年で1周して、1から4のレベルで、4で緊急にやらなければというものは対応すると思うんだけども、その数は一巡して4の段階のものが4つだか5つだか出るのではないかと言われました。そうすると、それはすぐに手がけなくてはいけないということで、50年たつのがこの10年のうちにどんどん出てくるのではないかと言われています。それとも80年たっても丈夫というか、そういうものもあると言われているんだけれども、そうするとかなりの金額がこの10年以内に出てくるのではないかと思うんです。そうすると、この計画が2、3年のうちに一巡した中で、さっき30年と言いましたか、その中では改めて一巡した中で優先順位を決めて補修したものと、それから新規にするものでは幾らというのが金額が出ていましたよね。500億円だか何だか、金額が違いますよということがどこかで示されていたと思うんですけれども、そういう点で一巡した中で、建てかえじゃなくて補修しながら、財政の問題もあるからやっていくという、そういう考え方のもとに計画を立てるということで考えればいいんですか。 132 ◯浅井道路保全課長 委員のおっしゃるとおりでございます。今までは目視による点検を遠望目視で点検しておりましたので、なかなか細かいところまでは気づきませんでした。大体年間20橋程度の補修として計画を進めておったんですけれども、今後はレベルの1、2、3、4の4は、早急にすぐにでもやらなければならないんですけれども、3につきましては5年以内に補修をしていくという計画にしておりますので、26年、27年の点検結果から見ますと、390橋程度がレベル3として出てくるであろうと予想しております。それを5年で割りますと80橋程度、この補修につきましては、全体的に補修するものと部分的に3で悪いものがありますので、金額にしては小さいものから大きいものが出てくると思うのですけれども、いずれにしましても、今までの状態よりはふえていくことが予想されております。 133 ◯内田委員 かなり補修が出るというか、やらざるを得ないような数が出ると今示されたんですけれども、そうしますと、午前中の議論の中でも職員の皆さんの研修等の問題が質問として出されました。今までは目視でやっていたので、こういう水準ということでやっていたけど、これからはいろいろ検査のやり方とか技術力とか、職員の皆さんのレベルアップということも含めて、研修等も重ねながら、スピードアップ、それからどういう形で補充すれば財政的にも削減されるのかということも検討されると思います。そういう点で、職員の研修といいますか、レベルアップするためにも当然計画で持たれていると思うので、その辺はどういう形で検討されているんですか。 134 ◯浅井道路保全課長 職員のことについてお答えします。  橋梁は2,648橋ありまして、1,500橋程度を民間に委託しております。1,000橋程度は5メートル未満の橋梁ですので、そちらの点検は経費の削減ということで、職員が点検するようにしております。ただ勝手に点検するわけにはいきませんので、昨年度から中部地方整備局に、橋梁・トンネル担当が行きました。今年度につきましては、各整備課から1名ずつ4日から5日間の研修に行ってもらって、その方が各整備課に戻って、点検の方法を教育していくと。そのような形で保全課、計画課、各整備課が全て道路部内で1,000橋程度をみんなで点検していく、そのようなことをしております。 135 ◯内田委員 321ページに清水海岸の侵食対策が出されていますけども、26年度は今までどおりの整備をやって、順調にやってきたということだと聞いているんですけども、この海岸は26年度は計画どおりということで考えていればいいですかね。 136 ◯赤坂河川課長 海岸の環境整備事業負担金の件につきましては県事業で、計画が県から示されまして、昨年度も計画どおり順調に事業は進行しております。 137 ◯内田委員 中身を教えてもらっていいですか。 138 ◯赤坂河川課長 26年度事業ですが、清水海岸でよろしいでしょうか。  離岸堤の設置が32メートルということで、金額は4,648万1,000円になっております。市が4分の1を負担しておりまして、995万円を負担しております。 139 ◯内田委員 26年度は順調ということですけども、27年度からその後も計画の見直し等々、県も含めて関係者の中でやられていますよね。あれは最終的にまとまったという言い方もされているんですけども、対策の考え方もまとまって、いよいよ事業化ということになってきているような話ですけども、これはそういうことで最終案が決まって、事業化も進めていくということで考えていいんでしょうかね。 140 ◯赤坂河川課長 今言われたのは、三保海岸のL型突堤のことでしょうか。自分が今説明しましたのは、清水海岸の整備のことでして、これに載っているものではございません。 141 ◯内田委員 それでは、もう1つ伺いたいんですけども、335ページの街路事業でいろいろ出されているんですけども、この中で日の出町押切線の問題も出ましたけども、清水港三保線の事業が出されているんですけども、26年度の状況を教えてもらえますか。 142 ◯石野清水道路整備課長 清水港三保線の26年度の状況をお話しします。進捗率が事業費ベースで52%、用地件数では70%、面積ベースでは76%ということになっております。 143 ◯内田委員 具体的に事業費ベースでは52%となっているわけですけども、計画との関係ではすんなりというか、計画どおりいっているということで考えてよろしいのでしょうか。 144 ◯石野清水道路整備課長 事業は順調に進んでいるのか。どんな展開かということですけれども、基本的には事業年度の目標としては29年度ということで進めています。先ほど来の折戸2工区の事業認可の関係もありまして、あと、2車線で右折帯を今まで考慮していなかったものですから、そういった渋滞緩和ということで、右折レーンの関係を折戸1工区でも検討している段階ですから、事業自体はおくれてはいないのですけれども、今設計の見直しを図っているところです。 145 ◯井上委員長 ほかに質疑はないようですので、質疑を終わります。  次に、要望・意見、討論に移ります。  念のために申し上げますが、本件については昨日の審査内容、都市局分も踏まえて討論を行っていただくようお願いいたします。  それでは、要望・意見、討論はございませんか。 146 ◯福地委員 自民党です。  認定第1号に賛成をいたします。  意見と要望です。  まず、交通事故の件数をさらに減少させていくために、ハード、ソフト両面でさらなる対応の拡大をしていただきますようにお願いいたします。  国道1号の静清バイパスにつきましては、4車線化と清水の立体化事業、国の直轄事業ということでございますので、より効果的な要望活動の実施による整備の促進といったところ、また、ここに接続します一般道との連結箇所で発生する渋滞の解消に向けた取り組みも要望させていただきます。  昨年秋の台風18号で被害を受けた15カ所中8カ所が残っているということでございました。これについても一日も早い復旧をお願いしたいと思います。 147 ◯水野委員 認定第1号の決算は、新政会は賛成であります。  意見・要望を述べたいと思います。  異常気象、災害等、大変心配な時期でありますので、ぜひとも治水、あるいは河川、道路の改修等、維持管理に努めていただきたいと思います。  それから、市道認定については矛盾がある点が大変多いので、特にそういうことはないと思いますが、建築許可の際、きちんとした現場確認をお願いしたいと思います。  道路整備効果というのは、先ほどから出ておりますけれども、市民の安心・安全、渋滞緩和、移動・輸送の短縮、雇用景気効果、地域経済の活性化、観光交流の促進等につながります。都市局及び建設局におかれましては、本市の都市基盤整備について、市民は、静岡市はよく整っていてまちがきれいだというふうに言っている声を聞きます。道路整備等、スピードのある対応に感謝をしております。  議員は地域の市民から情報を聞きます。そして各道路整備課等にお願いをするんですが、そこが危険であるとかここが壊れているとか。しかしながら、残念なことに、議員がお願いしたんだけれども、後の報告が最近ないんですよね。というのは、いつから工事をするのか、やってくれるのか、やってくれないのか、その工事がいつ終わるのかということを、自治会長には言ってあるということは結構聞くんですけれども、自治会長が知っていて、議員が頼んでいるということで、知らないと聞かれたときに変になってしまうことが多いんです。  以前、この辺はよく報告をしてくれたんですけれども、最近それがない。最近、怠っているような気がするんですけど。別にいばっているわけではないんですが、やはりどうなったかと聞かれるものですから、その辺、自治会長が知っていて議員が知らないというのは大変困ると。報告は電話1本で済むわけですから、気遣いというのを行政にはお願いしたいなと思います。  課内では報連相ということで、多分上司に報告はしていると思うんですよね。以前よく報告があった職員は、すぐいなくなっちゃうんですよね。どこかの所管に行ってしまって、気の利いた人がいなくなってしまうということで。みんなが気が利かないというんじゃない、普通だと思うんですが、もう少し気遣いをお願いしたいなと思います。  市内の橋を例にとりますと、2,648橋ありまして、更新費が今後50年間、年間維持更新で試算して約14億円見込まれているということを新聞報道で知りました。人口減や高齢化による現役世代の減少で、今後確実に税収が減ってくるという中で、公共インフラの維持費は市財政に大変重くのしかかってくるわけです。そうした意味で巨額のお金が必要になってくるので、先ほども述べましたが、そういった修繕等の技術者等の養成や、極力負担を抑え、そして所管が計画的に対応していっていただきたいなと思います。もう確実にこういう減少は起きてくることだと思いますので、よろしくお願いします。  それから、昨日も言いましたが、繰越金の件であります。きょうも繰越金についての質問がありましたけれども、よく言う決まり文句が、関係者等との協議等に不測の日時を要したため、繰り越しをお願いするものでありますということで、同じことを繰り返しているわけです。その理由は、用地買収、用地補償、それから家屋補償等もあろうかと思いますが、もう少しやり方を考えて、もっと効率よくできないものなのかと。こういう度重なる様子を見ていますと、所管は工事がおくれても困ることがないのではないかというふうに思います。企業では時間との勝負で、仕事を先延ばしすることはできないわけですね。こういった企業のやり方もぜひ見習ってもらいたいなと思います。こうした繰越金は、企業ではあり得ないことでありますので、やはり経費の面、あるいは時間、スピード感のある対応が必要であると思いますので、繰り越しについては改善すべきであると思います。 148 ◯尾崎委員 私からも1点だけ意見・要望をさせていただきます。  街路事業について何回か質問させてもらったわけですけども、きのうもこの話について遅くまで担当課と話をさせてもらいました。  当局が特に警察や公安委員会との協議の中で、いろいろな努力をされているということはもちろん僕だって理解はできるんです。ただ、やっぱり考えていただきたいなと思うのは、住民との関係ということです。  これは都市局になりますけれども、区画整理であったり再開発だというような話だったら、関係者と密に意思疎通を図りながら進めているはずで、別に都市局を離れて、経済局の何かのイベントでも、関係者としっかりタッグを組んで推進していきましょうというのはあると思うんですよね、市として協動というような話の中で。  今回の中央分離帯の話について言うと、この中央分離帯というのはよくある話でしょうけれども、町内を分断してしまったり、沿線に住んでいる人や商売をやっている人にも影響が大きい話だし、利便性ということで言っても、今まで右左折ができたところができなくなってしまうという、非常に住民生活にとっては大きな変化をもたらすものだし、その地域にとってはまさに区画整理と同じぐらいに大きい話だと思うんです。  こうしたことを、当局の中でもっと理解してほしいなと思っています。紹介させていただきたいのが、平成21年3月の議会で、静岡駅賤機線の昭府町の地区で商売されている方を中心に、中央分離帯を撤去してほしいというような要望がありました。僕は1期目の最後で、当時、大きい会派にいましたし、何とかこれを理解してもらうように僕だって動きました。結局、議会としてどのような意見が出たかと言うと、町内会とか連合町内会とか自治会への説明はしたけれどもという話にとどまっているような気がいたしておりまして、その辺のところをもう一度きっちりと当事者の皆さんへの御理解をいただくような取り組みをしていただかないといけないと思っているよというような意見が出て、当局に対し、これは陳情だったから文章表現で最後は終わっているんだけれども、当局に対し、沿線の住民と話し合いを行い、中央分離帯の必要性の理解を得るよう要望するという結論にしているわけです。  ここで感じていただきたいのは、そうした住民の理解をしっかり得ながら、この分離帯というのは進めていかないとうまくないだろうというのを本当に強く思っているんです。
     今回は話が逆になるような形で、今までやりますよと言っていたものをやらないという方向で進みそうだということで、私が心配するのは、これはけさ当局からいただいた資料ですよ。27年4月に地元の連合自治会長にそういう方針を説明したと。だけど、その地元の自治会長からすると、安全面から中央分離帯が必要であると思うみたいな話が出ているわけですよね。本当にこういうような進め方というのは、僕は見直していただきたいというか、よく考えていただきたいなということを最終的には要望したいわけです。  水野委員から気遣いという話が出たので、もう1つ言っておくと、これは本会議でも質問している方がいる。地元の意見を代表するような形で一緒に陳情に行っているような議員もいるわけです。これは僕じゃないですよ、僕じゃなくてもそういう議員さんもいる。そういう議員に、それじゃ今回市として中央分離帯をやめる方向で検討していきたいよ、それで警察と協議していきたいよということを思った時点で、そういう話というのは議員にだけでも伝わっているのかといったら、それもないわけじゃないですか。だから、やっぱり進め方という部分で、答弁は求めなかったけれども、意見・要望として見直す点というのがないのかということをよく考えていただきたい。今後のこともありますから、思っております。 149 ◯井上委員長 尾崎委員、賛否は。 150 ◯尾崎委員 済みません、都市局所管分も含めて、認定第1号には賛成します。 151 ◯石井委員 静翔会です。  認定第1号に賛成をいたします。  意見・要望ですが、建設局の皆さんには、本当に道路とか河川整備、安心・安全を守る対策をしていただいていることにまずは感謝をいたします。  縁の下の力持ちというところで頑張っていただいているんですが、やっぱりなかなかそれが市民の目に届かないというのが現状ではないかなと思っています。質問でもさせていただいたのですが、そういったことで市民の皆さんにそれを周知するということで、ストック効果というのも積極的に導入をしていただきたいと思っています。新しい道とか河川の整備が行われたことで、どれだけ市民生活に寄与したかというのをわかりやすくお伝えすること、これは私たちの仕事でもあるんですが、当局の皆さんにもぜひ積極的にそういったことを周知していただくということが必要ではないかなと思っています。  先日いただいた事業概要のパンフレット、こういったすばらしいのもありますが、どの道を何メートル、何キロつくったよというのではなくて、どれだけ経済波及効果があったよと、どれだけ時間短縮につながったよというところは、見ていてすごくわかりやすいので、ぜひとも検討してください。そういったことの策定には、いろんな部局間を越えての調整が必要になるとは思いますが、せっかく局次長制度というものも始まったことですから、積極的に活用をしていただきたいと思っております。  また、道路の情報提供システムというのは、今後さらなる活用方法が、もうそれこそ至ることからアイデアが出てきてもおかしくないと思います。せっかくすばらしいシステムをつくり上げたのですから、活用していただきたいと思います。特に、質問でもした冠水情報というのは、やっぱりここ最近の局地的な短時間豪雨については、自分が通っている道が今どういう状態にあるのかというのは、そういうときは気になるものですので、先に進んだ話になるかもしれませんが、携帯電話をお持ちの方に、登録していたらそういう地域の情報が届くとか、そういったさらなる使い道というのをどんどんアイデアを出していただいて、積極的に推進していただければと要望をいたします。 152 ◯内田委員 認定第1号には反対です。  反対の項目は、国直轄事業に対する負担金でありますけれども、直轄であって、これは地方に負担させるべきではないということで、反対しておきます。  もう1つは、日本平公園の整備についてであります。これもよく言われる100億円を超すような整備事業でありまして、国の交付金との関係でも大幅な事業の見直しをせざるを得ないような状況に来ているのではないかということであります。自然環境を生かした整備に切りかえていく必要があるということであります。 153 ◯井上委員長 要望・意見、討論は終わります。  これより採決を行います。  反対の討論がありましたので、挙手により採決をいたします。  認定第1号は、認定することに賛成の方の挙手を願います。             〔賛成者挙手〕 154 ◯井上委員長 賛成多数。  認定第1号は、認定すべきものと決定いたしました。  以上で決算審査を終了いたします。  残る議案、報告事項に関係のない説明員の方は退席していただいて結構です。             〔関係外説明員退席〕      ────────────────────────────── 155 ◯井上委員長 それでは、議案審査に入ります。  議案第148号中所管分、議案第181号及び議案第182号の3件を一括議題といたします。  これら3件に対し、当局の説明をお願いいたします。             〔当局説明〕 156 ◯井上委員長 ただいまの説明に対し、質疑に入ります。  発言前にどの議案に対するものかを述べてから発言していただくようお願いいたします。  質疑はございませんか。 157 ◯福地委員 議案その1、152ページ、市道路線の認定の中で、整理番号10の草薙駅歩行者専用道線について教えてください。  この歩行者専用道路というのはどういったものなのか。駅を利用するお客さんは学生も多いと思うんですけれども、自転車でも押せば通れるものなのかを教えてください。あわせて、この自由通路、連絡通路を市道認定する理由を教えてください。 158 ◯原田土木管理課長 草薙駅歩行者専用道線についてお答えいたします。  まず、歩行者専用道路とはどのような道路かということでございますけれども、歩行者専用道路は、道路法に基づき、道路管理者が設置、管理する道路の一種でございまして、歩行者のみの一般の用に供するため、独立して設けられる道路であります。  また、歩行者専用道路は、専ら歩行者の通行の用に供する道路でして、構造上も配慮して建設されております。  したがいまして、自転車は乗ったままでは通行できません。  認定する理由でございますけれども、今回のように駅、鉄道をまたいで橋上駅舎と併設して自由通路を今回市道認定するものでございます。草薙駅の橋上駅舎に併設され東海道本線を立体で交差するこの自由通路は、草薙駅利用者の利便性の向上のみならず、これまで鉄道により南北に分断されていた地域の都市空間を連絡することを目的として、現在整備が進められております。  こうしたものを市道認定する理由でございますが、このような自由通路の位置づけにつきましては、平成21年6月に国土交通省から自由通路の整備及び管理に関する要綱が施行されまして、この要綱第3条第1項によりまして、自由通路は道路法の道路として位置づける旨が示されたところによりまして、市道認定するものでございます。  説明は以上でございます。 159 ◯田形委員 それでは資料-2の10ページ。私もよく利用させていただいておりますが、国道150号静岡バイパス仮称中島高架橋上部工建設費についてお伺いしたいと思います。  先ほど主な変更理由として、社会的影響を考慮して夜間施工に変更したとありますが、その変更の金額が7,300万円と非常に大きいわけでありますので、もう少し詳しく教えてください。 160 ◯松本駿河道路整備課長 パネルを使って説明させていただきます。  最初に、この工事の施工箇所について説明させていただきます。施工箇所は、国道150号静岡バイパス道路整備事業における中島交差点の西側で、高架橋の上部工を施工いたします。  本工事の施工の一部を夜間施工にした理由といたしましては、この工事の西側で現在、高架橋の橋台等を築造する道路中央部の施工を進めております。道路の中央部を施工するために、上り車線側を南側、海側から北側、市街地側に切り回すために、今まで2車線で共用していた道路を1車線の通行に規制しましたところ、新日本坂トンネルまで続く約4キロメートルの渋滞が発生し、皆様に御迷惑をおかけすることとなりました。  現在におきましては、その規制は、切り回しも終わりまして、上下線とも2車線で交通を処理して、昼間、道路中央部の施工をさせていただいております。目立った渋滞は発生しておりません。  続きまして、上部工の本工事作業について説明させていただきます。  高架橋上部工という作業の特性により、クレーンによる桁架設等の荷役作業時には上下線2車線の確保ができないことから、上下線1車線規制、または上り線1車線での、厳しい場合は片側交互通行規制が必要となり、重大な渋滞の原因となる、非常に厳しい交通処理をしなければなりません。  前回の渋滞を踏まえまして、本工事の計画工程を再度精査いたしまして、上下線の両方を同時に交通規制する必要が生じる期間を可能な限り短縮いたしました。それでも施工上長期、4カ月にわたってしまうのですが、上下線両方を同時に規制する必要がありまして、交通管理者である静岡南警察署と協議いたしました結果、昼間このような交通規制を実施することで重大な交通渋滞を引き起こすことが予想されることから、交通渋滞による社会的影響を考慮して、夜間施工に変更しようとするものでございます。  夜間施工にすることにより、交通規制時の安全で円滑な通行を確保するために、この現場への交通の集中を分散させることを促すために、それを目的に近隣の主要交差点へ交通整理人の配置をいたします。  また、交通の安全性を確保するために、夜間照明施設、安全施設等の設置及び交通規制情報を発信し、周知徹底するための広範囲にわたる案内用施設の設置を実施する予定でございます。  また、夜間施工期間中の周辺住民対策といたしましては、施工に先立ち、工事説明会の実施、工事進捗とそれに連動して変化する交通規制等のきめ細かな情報発信、これは回覧板、ビラ等の配布で対応するつもりでおりますが、実施する予定でございます。  また、作業時の騒音対策といたしましては、防音ネット等の設置、低騒音、低振動型建設機械の使用を徹底いたします。  以上の理由から、夜間施工にすることで、夜間作業の労務費の夜間補正、使用機械類の賃料の割り増し、交差点現場に配置する交通整理員の増員等々で変更をお願いしたいというものでございます。 161 ◯田形委員 先ほど言いましたように、7,300万円を増額することによって、逆に工事期間が延長してしまうとか、そういうことはないのですか。 162 ◯松本駿河道路整備課長 工期延長等、事業に影響がないかという御質問にお答えいたします。  上下線を同時に交通規制しなければいけない施工の工程を夜間作業に変更したというものでございますので、工期延長など、事業への影響はございません。また、交通規制を必要としない作業を昼間施工することで工程短縮にもつながり、事業効果の早期発現にも寄与すると考えております。 163 ◯田形委員 もう1点、事業の進捗と今後の完成見込みについて教えてください。 164 ◯松本駿河道路整備課長 事業の進捗と今後の見込みはどうかという御質問にお答えいたします。またパネルを使わせていただきます。  本事業の事業区間は、2.3キロメートルございます。このうち平面部につきましては、下島南交差点から中島交差点までの約2キロの間を平成22年度までに供用開始いたしました。今回工事を予定しています高架部につきましては、全長800メートルのうち550メートル完成しております。  事業進捗率につきましては、平成26年度末の事業費ベースで93%でございます。  事業区間2.3キロメートルの供用開始は、平成29年度末を予定しております。  高架橋部分が通行可能になれば、中島交差点で信号の影響を受けることなく、より安全で円滑な東西コースが実現いたします。 165 ◯大村委員 それでは、資料-2の7ページ、1億6,000万円の補正予算、今度は河川の関係です。その中の103カ所、そのうちの土の除去につきましては52カ所ですか、こういうふうに書かれております。その辺、これからのスケジュールを教えてください。 166 ◯赤坂河川課長 現在周囲に住宅があるなど緊急性が高い箇所については、予算を流用いたしまして、優先的に作業を実施しております。また、現場河川の水位が高く、作業が困難な箇所につきましては、渇水期に施工するよう対応しているところでございます。 167 ◯大村委員 早速この予算をもって各地域で土の除去をやっているということで、非常に市民から高い評価を得ている事業でございます。  ただ、私が心配するのは、例えば同じ地域に住んでいて、市のほうは早く除去するんだけど、県河川があるよね、市の河川はいいんだけど、県の河川。そうすると、一般市民はどれを市が管理して、どの川を県がやっているかというのはわからない。そうすると、何でここだけきれいになって、こちらの川のところはきれいにならないんだと、そういった単純な質問があるわけです。ですから、これは我々からも説明して、いろいろ話をすればわかるんだけど、全ての人に伝わるわけではないので、こういったものも県としっかり協議してほしい。  何のためにこれに1億6,000万をつけたかというと、いわゆる台風18号で大変な被害をこうむった。だからそういったものもあるし、これから台風とかいろいろなものが予想される。その中で、こういったものに早目に対応することによって、被害を最小限に食いとめる。こういった大きな狙いの中の1億6,000万円だと私は思っております。こういったものは県にも、その辺の説明を十分にしながら、やるときには一緒になって、地域が変わればそこら辺はないのですけど、同じ地域で片一方の市は早く、県は全くやらない、そういうことになってくると、そこら辺の不満は同じ市民でございますので、十分対応していただきたいと思います。 168 ◯赤坂河川課長 昨年の台風でも、土砂の流出で河川の断面が閉塞して浸水したということがその原因の1つでありました。それは市の河川だけではなく、その放流先の県の河川とかそこら辺でかなり多かったものですから、巴川の流域総合治水対策協議会の中でも、県と一緒に連携して作業を進めていくこととしております。 169 ◯大村委員 よろしくお願いをします。  次に9ページでございます。  駒越富士見線についてお聞きします。  これにつきましては、27年度、特に清水道路整備課の課長以下の職員が、大変苦労されたというのは私も理解しております。特に駒越地区の住民の何人かが猛反対をしている。それによってテレビ、マスコミも入ってきた。そういった中で本当に苦労された。それを乗り越えて、これから工事に入ることは本当にありがたいことだと。駒越地域の人たちも、反対している一部の人はいても、それを乗り越えてやってくれたというのは、非常に感謝をしております。  そういった中で、この道路、いわゆる150号バイパスからから来ると思うんですが、そこら辺、我々にも概要がちょっと見えないものですから、今みたいにパネルのようなものが用意されているなら、見せていただきたい。内容を教えてください。 170 ◯石野清水道路整備課長 駒越富士見線の概要ということでお話しさせていただきます。  まず、位置ですけれども、場所は清水駅から約6キロ南にある位置になります。ここをアンダーパスで、駒越富士見線というものは国道150号と国道149号を連結するもので、物流の効率化とか、観光交流の活性化とか、そういった重要な役割を持った幹線道路ということで、今のアンダーパスの部分を抜けば、一体化するということで事業を進めていたわけです。おっしゃったとおり大震災の関係で一時とまったということになります。  現在の状況ですけども、事業費ベースでいきますと44%。どこに使ったかということですが、海岸側の農道橋、それから150号の橋梁の部分はできております。一部幹線部分、道路の部分、農道のつけかえ部分とそれから歩道部については完成しております。 171 ◯内田委員 大村委員が聞いて大体わかったんですけど、補正予算を出されてすぐにもう大体できるような感じで。大体何月ごろできるんですか。 172 ◯石野清水道路整備課長 今後のスケジュールはどうなっているかということですが、今回の債務設定で、現年が4,400万円、それから今回1億8,000万円の限度額をいただきまして、2億2,400万円で本体部分、現道の駒越富士見線と海岸の150号を28年度末までに開けます。28年度末までに供用開始したいと。  それから、現道の150号線について、取り合い部分ですけれども、まず西側を29年度、東側を30年度施工しまして、事業全体としては30年度を目標に開通したいということで考えております。30年度内ということでお願いします。 173 ◯井上委員長 ほかに質疑はよろしいですか。             〔「ありません」〕 174 ◯井上委員長 ほかに質疑はないようですので、質疑を終わります。  次に、要望・意見、討論に移ります。  念のため申し上げますが、議案第148号中所管分は、昨日の審査内容も踏まえて討論を行っていただくようお願いいたします。また、発言の際は、議案番号もあわせて述べていただけるようお願いいたします。  それでは、要望・意見、討論はありませんか。 175 ◯福地委員 自民党です。  議案第148号中所管分、181号、182号、全てに賛成でございます。  意見・要望です。建設局の皆様には、本当に日ごろ基盤の整備ということで感謝を申し上げます。  今回の補正では、河川の緊急の修繕については、県との連携をより密にしていただきまして、一日も早い対応をお願いいたします。  あと、今回上がっております道路関係の補正につきましても、速やかな、一日も早い完成をお願いさせていただきたいと思います。 176 ◯大村委員 先ほど説明を受けました議案第148号の駒越富士見線につきましては、ストック効果が非常に高い道路でございますので、一日も早く完成するようにぜひお願いをいたします。 177 ◯水野委員 新政会としては、議案第148号、181号、182号については賛成であります。  意見・要望につきましてはもう十分言い尽くしましたので、特にありません。 178 ◯尾崎委員 議案第148号は都市局所管分も含めて、181号、182号、賛成します。 179 ◯石井委員 静翔会です。全議案賛成をいたします。  意見・要望ですが、中島バイパスについてはすばらしい道路ができてくるというような認識を持ちました。ただ150号の海側の新しいバイパスのほうからカーブを通って、橋のほうへそのままノンストップで行けるという道になりますので、安全対策だけはきっちりととっていただいて、騒音も含めてなんですが、近隣住民に迷惑のかからない、そういった対策をしていただきたいと思います。 180 ◯内田委員 全議案賛成です。  1つだけさっき河川のことで、皆さん忙しい中頑張ってくれていると思うので、いろいろ県と市の調整を進めながら、ぜひ早期の対応ができるようにお願いをしたいと思います。 181 ◯井上委員長 ほかに要望・意見、討論はないようですので、これより採決を行います。
     特に反対の討論はありませんでしたので、全議案を一括して、簡易採決にて採決いたします。  議案第148号中所管分、181号及び182号の3件は、可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」〕 182 ◯井上委員長 御異議なしと認め、議案第148号中所管分外2件は可決すべきものと決定いたしました。  以上で建設局所管分の審査を終了いたします。  残る報告事項に関係のない説明員の方は、退席していただいて結構です。             〔関係外説明員退席〕      ────────────────────────────── 183 ◯井上委員長 次に、報告事項に移ります。  所有権移転登記抹消登録手続き請求事件について、報告を聞くことといたします。 184 ◯原田土木管理課長 所有権移転登記抹消登記手続き請求事件について御報告いたします。  平成24年4月20日、静岡地方裁判所に静岡市を被告として訴訟が提起された所有権移転登記の抹消を求める裁判について、平成27年7月24日に静岡地方裁判所の判決が下りました。  この訴訟は、平成17年に葵区古庄の市道後久川堤1号線の道路用地として本市が寄附を受けた土地33平方メートルについて、寄附した本人は平成21年に死亡しておりますが、その相続人の一人である原告から、寄附は本人の意思ではなく、他の相続人が本人に成りかわって行ったもので無効である。そのため、静岡市への土地所有権移転登記を抹消せよというものです。  今回の判決内容は、本件土地贈与契約が有効であるという理由から、原告の請求については棄却するというものでありました。  これに対して原告は判決を不服として、平成27年8月10日、東京高等裁判所に控訴状を提出いたしました。  報告は以上でございます。 185 ◯井上委員長 ただいまの報告に対し、質疑等はございませんか。             〔「異議なし」〕 186 ◯井上委員長 特にないようですので、質疑等を終わります。  報告事項は以上となります。      ────────────────────────────── 187 ◯井上委員長 以上で、都市建設委員会を閉じます。                 午後3時散会      ────────────────────────────── 都市建設委員長  井上 智仁 Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...